江坂駅から豊津駅に向かう途中にある閑静な住宅地。
その一角に「sotoDesign」さんがあります。
sotoDesignさんは外構・エクステリアのプロ集団!
外構というのは、家の外回りのことで、具体的には門やカーポート、垣根など住居の周りの構造物全般を指します.
その外構のデザインと施工の事業をされているsotoDesignさんへおじゃまして話を聞いて来ました。
家を建てるって一生に一度あるかないかだと思いますが、建ててしまったあとで後悔はしたくないものです。
でも、家を建てる時って、間取りや家の中の設備にはこだわりますが、なかなか外構には目が向かないのも事実です。
ただ、外構、特に門まわりって、家の顔っていうか、一番ひと目につく場所でもあるので、ステキな空間を演出することで家の見た目が大きく変わるんじゃないかと思います。
普通、ハウスメーカーや工務店に建築を依頼すると、すでに決められたエクステリアであったり、自分たちで決めれたとしても分厚いカタログから選んでください的な、機械的な処理で進められることが多いのが現状です。
sotoDesignの代表をされている竹本さんは、ハウスメーカーの営業を経て20年ほど前に独立されたそうですが、その際、この外構の機械的な処理に疑問を持たれ、
「もっとオリジナリティあふれる個性的な外構デザインがあっていいじゃないか!」
と奮起し、このsotoDesignを立ち上げられたとのこと。
2004年に行われた東洋エクステリア主催の第27回エクステリア施工コンクールでは、金賞受賞されたそうです。
ほかにも、エクステリアCADソフトのRIK主催のパースコンテンストでも大賞を受賞されています。
外構施工の依頼は、最近はウェブサイトからが多いそうですが、
「必ず、お客様とお会いし、ヒアリングした上で提案させていただいてます」
と、施主さんの思いを実際に聞いた上で、竹本さんの頭のなかにあるいろんなアイデアと組み合わせてデザイン設計されているとのこと。
依頼される施主さんの満足度も高いようで、デザイン提案に対する成約率は普通は5割り程度のところ、8割を超えているそうです。
住宅の外構の他にも、住宅展示場の中庭のデザイン設計もされています。
写真は、加古川住宅展示場です。
オリジナリティ溢れる門柱もたくさんあります。
シンプルなものから斬新なものまで様々な門柱があります。
既成品にとらわれず、個別にデザイン、制作されることも多いそうですが、カタログにあるような既成品と比べてもお値段は同じか逆に安くで設置できるそうです。
LEDを使った門柱もきれいです。
これで、午前様で飲んだ帰りでも自分の家を間違わないですね(笑)
こちらも下からのライトアップがきれいです。
ウエットスーツ生地の駐輪場用ルーフという斬新なものもあります。
今回おじゃましたsotoDesignさんの事務所にも面白い仕掛けがありました。
コンクリート打ちっぱなしの3畳のスペースです。
仕掛けは、床にあります!
真ん中のプレートを引き上げると、テーブルになります。
合計、6つのテーブルが出てきます。
周囲のイスの部分は、すべて床下収納になっています。
プリンタも、こんなところに隠されていました。
3畳のスペースに6人が座ってデスクワークできて、なおかつ、収納たっぷりのギミック満載の事務所でした(^^
今回、sotoDesign代表の竹本さんとデザイナーの郷内さんに話を伺いましたが、お二人とも外構にについての情熱がとっても伝わって来ました。
外構というカテゴリは、まだまだ旧体制なところがあるそうですが、外構ベンチャーとして既成概念を崩して、これからも斬新で楽しい、ステキなデザイン、施工を続けていって欲しいと思います。
sotoDesignホームページ
http://g-net.main.jp/
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